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三大ED治療薬に含まれる成分の違い

薬と水を持っている人

俗に「三大ED治療薬」とよばれているのは、アメリカのファイザー社、ドイツのバイエル社、同じくアメリカのイーライリリー社がそれぞれ開発したED治療薬のことで、他にもED治療薬がないわけではありませんが、一から研究してつくり上げたものではなく、実はこれらの製品の成分を後から真似てつくったジェネリック医薬品ということになります。
これら「三大ED治療薬」は、いずれも口から摂取する錠剤タイプの製品となっており、作用メカニズムからも同じ「PDE5選択的阻害薬」と呼ばれるカテゴリーに該当します。
PDE5というのは、平滑筋という筋肉を収縮させる作用のある酵素のことで、実はこの酵素による筋肉の収縮が、EDの原因のひとつになっているのです。
このPDE5がそのままはたらいてしまうと、性行為の際にも性器に血液が充分にいきわたらなくなってしまうため、いわゆる中折れ状態になってしまうなどの現象が起きやすく、女性を満足させることができなくなってしまいます。
そこで、ED治療薬を投与すると、タダラフィルなどの有効成分のはたらきによって、PDE5酵素のはたらきが阻害され、血管が拡張して血流がスムーズになり、たくましい持続力を発揮することができるのです。
とはいえ、ファイザー社やバイエル社のED治療薬が、服用後5時間ないし10時間で効果を失ってしまうのに対して、タダラフィルを有効成分に含むイーライリリー社のものは、服用後36時間にわたり効果を発揮します。
こうした違いは、もちろん有効成分の違いによるものなのですが、なかでも「半減期」と呼ばれる、体内での血中濃度がピーク時の半分に減るために要する時間が異なることによるものです。
言い換えれば肝臓での代謝のされやすさということになりますが、タダラフィル以外の成分は比較的代謝されやすいのに対して、タダラフィルは代謝されにくいという特徴があります。